管理者であると同時に1人の薬剤師。これからも患者様に向き合い続ける

Tさん
2021年入社|薬剤師
2010年に慶応義塾大学薬学科を卒業。その後は国立病院の薬局や漢方薬局を経て、2021年にイカリ薬局へ入社した。現在は神奈川県薬剤師会や旭区薬剤師会にも在籍し、精力的に活動を続けている。
訪問調剤によって、医療ケア児たちが自宅で過ごせるサポートをしたい

イカリ薬局の薬局事業部では、薬局内での外来調剤と訪問調剤を行っています。外来調剤では近隣のクリニックや総合病院、大学病院など、地域のあらゆる病院からの処方箋に対応。訪問調剤では、施設や患者様のご自宅へ往診同行をしての調剤・投薬を行っており、大型施設を1件、グループホームを10件ほど受け持っています。
施設やご自宅への訪問調剤は、イカリ薬局の強みとしている事業です。訪問調剤においては、在宅訪問医が訪問した際に円滑に治療を進められるよう調剤を行っています。今後は特に麻酔や点滴などの無菌調剤に対して重点的に力を入れていく方針です。自宅で点滴や治療ができることによって、白血病などを抱える医療ケア児のお子様も、家族と一緒に家で過ごしたり学校に通ったりしながら治療を進めることができるようになります。薬剤師として、在宅療養を望む方のサポートができたらと思っています。
薬剤師にできる仕事は薬局内での外来調剤だけではありません。薬剤師の可能性を広げられるよう、ほかの薬局で受け入れられないものであってもイカリ薬局で責任を持って調剤し、患者様を支えてまいります。
薬剤師の仕事で一番大切なことは、患者様とのコミュニケーション

私が仕事をする際に大切にしていることは、患者様とのコミュニケーションです。もちろん薬理学や薬物動態に関する知識を身に付け、患者様や医師に対して論理的に説明する力は不可欠です。しかしながらコミュニケーションがとれていなければ患者様がなぜ困っているのかを引き出すことができません。常に「患者様にとっての有益性は何だろうか」ということを念頭に、業務に向き合っています。
昨今のコロナ禍では、いち早く検査キットや治療薬を揃え、患者様に提供できる体制を迅速に整えました。おそらくこの先も、疫病や大災害は発生するでしょう。地域の皆様が困っているときにはいつでも対応できるよう、日頃から知識を蓄え準備をしています。
さまざまな専門資格を活かしながら、スタッフへの教育にも力を入れたい

私は管理者として、スタッフの教育にもあたっています。私自身、研修指導薬剤師や神奈川県認定薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、小児薬物療法認定薬剤師などの資格を持っており、幅広く知識は持っているつもりです。自身の知識を活かして、後輩や新しく入社した方に対してフィードバックができたらと思っています。また学生の方の受け入れも行っているので、未来の薬剤師を育てていきたいですね。
しかしながら、私は管理者であると同時に、1人の薬剤師としても仕事を続けていきたいと思っています。患者様と直接お話をする時間を大切にしたいのです。薬局内での仕事にとどまらず、学校薬剤師として学校での検査に向かうこともありますし、県や区の薬剤師会にも積極的に参加しています。仕事の幅を広げながら、「薬剤師はこんな仕事をしているのだ」ということを社会に発信していきたいです。
向上心のあるスタッフと共に成長できる薬局事業部

イカリ薬局のスタッフは非常に仕事熱心であり、向上心を持って仕事をしている薬剤師ばかりです。また医師や看護師、ケアマネ―ジャーなど他職種の方と接する機会も多いため、さまざまなことを学べる環境だと思います。
何か問題が発生したときにも、経験豊富な先輩スタッフが一緒に解決策を考えサポートしてくれる職場なので、心配はいりません。私たちと共にイカリ薬局で働きたい方という方のご応募をお待ちしています。